楽器製作家

伊藤慶治

【音の探求の道との出会い】

信州大学でチェロに没頭し、交響楽団の一員として音楽と向き合う中、私は次第に音そのものよりも音を生む存在

すなわち楽器そのものに強く惹かれていきました。

ある日、学部時代の恩師が語った言葉が、私の進路を決定づけました。

“すべての学問のゴールは宇宙の法則に通じている。それは芸術でも、他のどの仕事でも同じだ”

この言葉は、不確かな道へ進む恐れを無くし、音の本質と向き合うための指針となりました。


【技術と思想への問い】

その後、“音を通して人とつながる楽器”を求めて、師を選び、土地を選び、道を歩むように旅を始めました。

木村哲也氏(日本):高度なアンティークフィニッシュと1700年代の楽器の考察

John Gosling氏(英国):伝統的な製作技法および修理修復技法の基礎を学ぶ

Jerry Pasewicz氏(米国):修復の本家。Triangle Stringsでの研修により伝統と音の微細な変化への哲学を吸収

その他、ドイツ、オーストラリアなどのワークショップにて、修理・製作・演奏家との対話を重視した製作姿勢を学ぶ



【流派を超えた作品の追求】

どの場所でも、道具は限られ、技術や思想は異なり、言語も違いましたが、“音に宿る精神性”だけはどこでも共通していたように思います。

流派を超えて見える共通性を、自らの手を通して作品に編み込むこと。

それが私の製作の基盤になっています。


日本、欧米にて実地の学びを深めてきましたが、それは、単一の伝統や美学にとどまらず、異なる文化や音楽観に触れることで、自らの視点を問い続ける修行の旅でした。


【今も続く楽器製作への願い】

私の楽器は、すでに世界中のコンサートホールや教育の現場で演奏され、多くの演奏家に愛されています。

私は、音の深淵を求めるプロセスを愛する奏者のために、今も楽器を作り続けています。

ご縁をいただいた皆様と共に、音の奥深き世界を探求できることを願っています。



楽器製作家の伊藤慶治のサイドビュー。

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