Grace&Sons Violins
この名前には、音楽家と職人がともに歩む“響きの系譜”という想いを込めました。
私自身2代目ですが、父の店舗とは別に新たに起業しました。けれども、父のGraceという言葉に込められた 恩寵、静謐 という理念には、今も深く共感しています。
恩寵とは、人間の意志を超えた、美や調和が訪れる瞬間のこと。
静謐とは、内も外も穏やかで澄み切った静けさを意味します。
そこに“Sons”という言葉を加えました。
それは単なる血縁の継承の意味ではなく、共に音を探求し、響きを紡ぎ、未来へとつなげていく人々との共創の意志を込めたものです。
この名前には、工房を支える技術と思想、そして音楽家との信頼と響き合いが刻まれています。
一挺一挺の楽器に宿るのは、音を愛する人々の手から次の人へと受け継がれていく「Grace」の精神そのものです。
対話、共感と共鳴、そして共作。
それこそが、私の工房に込められた願いです。